こんにちは、琉球藍製造技術保存会の公式ホームページです。
インドのアッサム地方を原産とする琉球藍の沖縄での起源は明確ではありませんが、14〜15世紀頃に伝来されたと言われ、琉球王国時代から今日まで沖縄染織品には欠かす事の出来ない染料とし発展してきました。
琉球藍製造技術保存会は、那覇空港から約80kmほど離れた沖縄県国頭郡本部町を拠点としています。
中でも東側に位置する伊豆味集落は、西に東シナ海を望み東にカルスト地形や八重岳など、美しい景観と恵まれた自然環境に囲まれ、琉球藍の栽培・製藍に適し、現在でも琉球藍の主産地となっています。
琉球藍製造技術の保存と伝承者の養成を図り、文化発展に寄与する事を目的として1999年に生産技術者や学識経験者を中心に創設された琉球藍製造技術保存会は、2002年に選定保存技術の保持団体として認定されました。
現在では本部町を中心に参加する製造所も少しづつ増え、技術の保護や伝承に加えて生産量の安定や品質向上、普及啓発活動に取り組んでいます。